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資産性が高いJR線を調査!築10年超ながら価格上昇率6.2%の沿線とは

2007年築マンションの平均価格上昇率を比較

株式会社マンションマーケットは、運営するマンション相場情報サイト「マンションマーケット(※1)」のデータ用いて、東京23区内にあるJR東日本10沿線の平均平米単価を算出。2017年2月と2018年2月の価格を比較し、上昇率が高い順にランキングを作成しました。





マンションや土地などの資産性は、その最寄り駅に影響されることが多いです。なぜなら、多くの人が普段利用する交通手段が「電車」なので、最寄り駅の利便性はそのエリアの利便性と直結するからです。

今回マンションサプリでは、東京都内のJR線をピックアップし、2017年2月と2018年2月のマンション価格(平米単価)を比較し上昇率ランキングを作成しました。この結果をもとに、上位にランキングしたJR線の紹介と、上昇した理由を解説していきます。

※調査概要


対象沿線は東京23区内を所在とする駅があるJR線、かつ、駅数が多い上位10沿線
対象マンションは、「マンションマーケット」に掲載されている2007年築の分譲マンション、かつ、駅徒歩10分(800m)圏内に存在するもの
徒歩1分=80m換算
データは2018年3月20日時点


■調査結果

[画像1: https://prtimes.jp/i/14183/47/resize/d14183-47-562962-0.jpg ]

◆どの駅が上昇したのか?
具体的に上昇率が高かった駅、および物件と上昇率は以下のとおりです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/14183/47/resize/d14183-47-263716-1.jpg ]

このように、常磐成田線といいつつ常磐線の停車駅がトップ10を占めていることが分かります。日暮里や三河島、千住はいわゆる「東日本(荒川区・足立区)」に位置しており、東京駅へのアクセスが良いこともでも評価されているエリアです。

9位以降は下落していますが、そもそも全て2007年築のマンションなので、築10年を過ぎれば下落するのは当たり前の話です。「新築マンションは住んだ瞬間10%価格が落ちる」と言われている中では、築10年で12%の下落率で済んでいるのは資産価値が高いと言えるでしょう。

また、上述したマンションは、住友不動産や三井不動産などの、いわゆる「財閥系マンション」は少ないです。財閥系マンションの場合は、そのマンションのネームバリューがあるので、マンションに付加価値が付きます。そのため、マンション価格も比較的上昇しやすいのですが、上記のマンションはそこまでネームバリューがないと言えます。

つまり、「マンション名」というブランド価値は関係なく、商品性が評価されたということです。そして、その「商品性」の中で最も重要なポイントは「エリア」になるので、上記のランキングから純粋にエリア評価が高くなったといえるでしょう。

◆なぜJR常磐成田線が上昇したのか?
さて、ではなぜJR常磐成田線の評価が上がったのでしょうか?色々な要素があると思いますが、主に以下の点が大きいと考えられます。

西東京エリアが高すぎる
民泊の解禁
訪日観光客の増加

まず、首都圏を中心にマンション価格は爆発的に上がっています。現に、2017年の新築マンション価格は、過去20年で最も高い金額になっているほどです。特に、目黒区や世田谷区、渋谷区などの西東京エリアは、元々マンション価格が高い上に、更に上がっているという状況です。

そのため、仮に10%マンション価格が上昇したとしても、元々安価であった東東京エリアの方が上昇額は小さいのです。ただ、安価なものの東東京エリアは東京駅をはじめとした都心へのアクセスは良いので、その点を評価されて東東京エリアが見直されていると考えられます。

また、民泊に関しての法律が整備され、一般人でも民泊をはじめやすくなりました。この点は「訪日観光客の増加」という点にもつながりますが、成田へのアクセスが良いという点は少なからずマンション価格に起因しているでしょう。

事実、羽田空港とアクセスが良い大田区エリアのマンション価格も上がっているので、成田へのアクセスが良いというのもポイントになっています。つまり、民泊が整備されることで訪日観光客が更に増え、訪日観光客が増えると色々な需要が増えるので、マンション価格も上がると考えられているということです。

このように、東東京ならではの利点によって、常磐成田線のマンション価格は上昇しました。今後も、西東京のマンション価格や訪日観光客の増加率などが、常磐成田線のマンション価格に大きな影響を与えるでしょう。

※本調査結果は、マンションサプリでもご覧いただけます。
「JRで最も資産性が上昇したのは何線?その理由にせまる」
https://mansion-market.com/sapuri/jr_line_ranking2017/


(※1)マンション相場情報サイト「マンションマーケット」:https://mansion-market.com/
全国約11万棟以上のマンションの相場価格(資産価値)や、過去の価格推移、賃料相場などを公開しています。

(※2)「マンションサプリ」:http://mansion-market.com/sapuri/
相場や市場動向などの専門性の高いものから、これからマンションを購入しようとしている方にもわかりやすい知識系まで、様々な内容の記事を掲載。マンションにまつわる、知っておくと便利な情報、知りたい情報等をあらゆる角度から総合的に配信しています。


■株式会社マンションマーケットとは?
「ライフステージに合わせ、自由に住まいを選べる社会」の実現を目指し、「不動産の情報を整理し、最適なカタチで届ける」と「多様な不動産取引サービスを増やす」ことをミッションとし、不動産サービスを提供しています。
運営サイト(https://mansion-market.com/)では、全国の約11万棟以上のマンションの相場情報(資産価値)や、過去の価格推移、賃料相場などを公開しています。またサイトの運営と同時に、中古マンションの売買仲介も行っており、経験豊富なコンサルタントが仲介のサポートをします。

■法人概要
法  人:株式会社マンションマーケット
設  立:2014年5月
代  表:吉田 紘祐(代表取締役)
代表電話:03-6264-3650
会社URL:https://corp.mansion-market.com/
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